植物相調査
対象地を任意に踏査し、目視観察により出現した維管束植物について種名を記録します。
植物群落調査
航空写真および現存植生図を参考に調査対象区域内を踏査し、植生や立地の状況を地形図上に記録するとともに、相観によって区分した均質な植分内に方形区を設置して行います。
それぞれの調査区において、植物社会学的方法(Braun-Blanquet法:1964)に従って調査を行い、維管束植物以上のすべての植物種を高木層、亜高木層、低木層、草本層に階層を区分し、階層ごとに地上高と植被率を調べた上で、個々の出現種について優占度と群度を測定します。
また、立地に関する諸項目 (標高、斜面の方位・傾斜)についても記録します。
植生図作成
調査地内について、現存植生図を参考に航空写真判読および予察図作成をし、現地調査の結果を予察図に反映させ、加筆・修正を行います。