環境アセスメント
道路やダム建設など各種事業実施の際に、その事業が環境に及ぼす影響について調査を行い、予測と評価、保全対策の提案、事後調査を行っています。

環境アセスメント(環境影響評価)とは

交通の便をよくするために道路や空港を作ること、水を利用するためにダムを作ること、生活に必要な電気を得るために発電所を作ること、これらはいずれも人が豊かな暮らしをするためには必要なことですが、いくら必要な開発事業であっても環境に悪影響を与えてよいはずはありません。

 

環境アセスメントについて

開発事業による重大な環境影響を防止するためには、事業の内容を決めるに当たって、事業の必要性や採算性だけでなく、環境の保全についてもあらかじめよく考えていくことが重要となります。
このような考え方から生まれたのが、環境アセスメント(環境影響評価)制度です。環境アセスメントとは、開発事業の内容を決めるに当たって、それが環境にどのような影響を及ぼすかについて、あらかじめ事業者自らが調査、予測、評価を行い、その結果を公表して一般の方々、地方公共団体などから意見を聴き、それらを踏まえて環境の保全の観点からよりよい事業計画を作り上げていこうという制度です。

 

環境影響評価情報支援ネットワーク(環境省)「環境アセスメントとは」より引用
http://www.env.go.jp/policy/assess/1-1guide/1-1.html